『生きるぼくら』原田マハ著 を読んで
カメケン
のんびり屋が最高の人生を目指してみた
好きなものに対する熱意、それは皆が持っているものだろうか。
純粋な心で好きなものを好きと言って愛している人、
日々の忙しさや社会で求められるものに紛れて忘れてしまったり見失っている人もいるだろう。
この作品には映画が大好きな80歳のおじいちゃんが登場する。
そのおじいちゃんの映画を心から好きな気持ち、熱意が周りの人間を、心をうごかしてゆく。
本当に好きなものに対する熱意のエネルギーとはこんなにも大きいものなのか。
神様のほほえみをももたらす。年齢や境遇などは関係ない。
子供の頃、朝から晩まで夢中になって読んだ小説がある。
そのときのエネルギーを思い出した。楽しい人生を。